川崎 浩司(かわさき ひろし)
■JPHMA(日本ホメオパシー医学協会)認定ホメオパスNo.0974
■ZENメソッド修得認定No.0384
http://jphma.org/homoeopath/h_ka/h_ka_54.html
神戸大学農学部食品及び栄養化学科卒、農学研究科修士課程修了
2014年、それまで食品研究開発、環境コンサルタント、製薬業界を経て、ホメオパシー専門学校(CHhom4年制)に入学。2018年に卒業し、以後プロのホメオパスとしての活動を始めております。
生まれは兵庫県の明石市。未熟児で生まれ幼少期から小児喘息に悩まされます。窒息しそうなくらいの喘鳴と肺を深くえぐられるような、絶え間ない咳で、一晩で洗面器が痰でいっぱいになるほど。1度引くと2週間は学校を休んで家で寝込んでました。修学旅行泊りがけの行事ではほぼ必ず調子が悪くなり、夜中に発作で寝れないことも。
転機が訪れたのは小学校の5年生の時、母親に連れられて行った県立こども病院にて、当時ではまだめずらしかったアレルギーテストを受け、減感作療法を開始し、中学校2年には全快(実は寛解)しました。
ところが20歳前後からまた喘息の症状が出始め、周期的に出たり、また薬で抑えたりするうちに、慢性的に喘息用の症状が出るようになってきました。
そこで30代の半ばごろに呼吸器専門の病院を訪れたところ、吸入ステロイドを医師から処方され、なんと数か月で寛解。嘘のように症状がなくなっていき、自分的にも飲み薬よりは吸入の方がステロイド含有量がかなり少ないということで安心して使っていたように思います。
その後は症状が出てきたらしばらく使って、治ったらやめるを繰り返してました。急性症状には気管支拡張剤を随時使用していました。40代はこのようにやり過ごしていました。
話をホメオパシーに戻します。
ホメオパシーと出会ったのはかれこれ20数年前、書籍での統合医療の紹介記事によってはじめて知りました。将来ホリスティックな医療として広がっていくだろうという記事を興味深く読んでいたのを思い出します。
さて、時は流れて2013年、こういった喘息の症状を繰り返しているうちに、ある時咳風邪を患い、医者に通いながらも、長期化した止まらない咳に対し、周囲から立て続けにホメオパシーを紹介されたことがきっかけで、過去の記憶がよみがえり、地元のプロのホメオパスに通うことになりました
その後一時は良くなったものの、一進一退を繰り返しながら徐々に悪化し、町医者から総合病院を紹介され、診てもらったところ「肺ガン」との診断(2期、左上葉部9cmの腫瘤、扁平上皮癌)を受けました。その時はかなりショックでした。また「そうか肺ガンやったのか」と少し納得も。
告知を受けてからホメオパシーやその他の療法も併せてやっているうちに、レントゲン写真での腫瘍の影が少しずつ薄くなり、予定していた手術が延期になり、経過観察になり、約1年で治癒したのです。
それからホメオパシーがどのように身体の中で作用したのか、興味が尽きることなく、真剣に探求したくなり、CHhom(カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー)という学校の門をたたいたのでした。そこで4年間本格的に学び、今現在プロフェッショナルホメオパスとして活動するに至っております。
お陰様で現在は喘息様の症状など、いっさい患うこともなく元気に過ごしております。吸入ステロイドや気管支拡張剤から離れてはや5-6年。自身の気管支や肺の状態がとてもきれいになってるんやろなあとつくづく思います。
病気の症状をあっという間に抑える西洋医学はとても素晴らしいです。そしてホメオパシー療法も、あるときはさっと症状を消しさったり、そして慢性の症状を、根本原因から少しずつ改善させていったり、適用は広範囲にわたります。
さらにはホメオパスとして病気の背景にある根本的なものを丁寧に観察し読み解き、そこで選択されたレメディが、症状の原因のおおもとに適切に働いて、クライアント様の心・身体・魂と三位一体で治癒に導いていくお手伝いをさせていただくことができればと思っております。
日本ホメオパシーセンター神戸西神中央
E-mail:homepower@homoeopathy-kobe.jp