脳の可能性を最大限に引き出す方法

みなさんこんにちは　神戸西神中央　普段着ホメオパスの川崎です♪

先日、僕のごひいきのYouTubeチャンネル「Toland Vlog」さんのところでとても興味深い対談をする機会がありました。ゲストとしてお迎えしたのは、脳科学とライフスタイルの関係について研究し、多くの人にその知見を伝えている南山紘輝さん。お話を聞くうちに、日常の中でどのように脳の能力を引き出せるのか、深く考えさせられる時間となりましたのでここに紹介させていただきますね。

幼少期からの脳への興味とスポーツ

南山さんは小学生の頃から脳に興味を持ち、スポーツを通じて脳の活用方法を模索してきたそうです。最初に衝撃を受けたのは、ジャクソン・ファイブの歌声だったとか。「どうしてこんなに素晴らしい歌声が出るのか？」という疑問が、脳の仕組みを研究するきっかけになったと言います。

現在の研究では、プロスポーツ選手の脳の働きと一般人の脳の使い方には大きな違いがあることが分かっています。特に、大脳基底核と頭頂葉が重要な役割を果たしており、大脳基底核は無意識に判断し、本能的に動くときに活性化する部分で、ドーパミンと深く関わっています。一方、頭頂葉は空間認識を司り、物事を俯瞰して見る能力に関係しています。

日常生活で脳を活性化させる方法

では、一般人がプロ選手のように脳を活性化するにはどうすれば良いのでしょうか？

南山さんによると、その答えの一つは「サウナ」にあるそうです。サウナに入り、水風呂に入り、整うというプロセスを3回繰り返すことで、頭頂葉が活性化するとのこと。実際、多くの経営者がサウナにハマるのも、この効果を無意識に感じ取っているからかもしれません。

また、やる気の源であるドーパミンの分泌には、自律神経のリズムが関係しています。起床後8時間以内が最もドーパミンが出やすい時間帯であり、朝の時間を有効活用することが重要です。午後になるとドーパミンの分泌は低下するため、やる気が出にくくなるのも自然な現象なのです。

セロトニンの重要性と和食の力

さらに、対談では「セロトニン」の話に及びました。セロトニンは感情を安定させるホルモンであり、ドーパミンやオキシトシンといった他のホルモンを管理する役割を持っています。このセロトニンが不足すると、やる気が出ない、愛情を感じにくいといった問題が生じるそうです。。

セロトニンを増やすために最も簡単な方法は、森林浴やリズム運動、そして畳の上で寝ることだそうです。興味深いことに、畳の上で育った赤ちゃんは、フローリングで育った赤ちゃんよりも「はいはい」が速く、成長スピードも早いという研究結果があります。昔の日本人が畳を愛用していたのは、無意識のうちにセロトニンの分泌を促す環境を作っていたのかもしれませんね。畳すごいです！

また、セロトニンの90%以上は腸で作られるため、腸内環境の改善も重要です。腸内環境を整えるためには、大豆製品を中心とした和食が最適。納豆、豆腐、味噌汁、醤油など、昔ながらの日本食がセロトニンの生成を助けるのだそうです。最近は腸は第1の脳と呼ばれてきてますから最重要ですね♪