橋本病（甲状腺機能低下症の一つ）についてと対応レメディー

神戸西神中央　普段着ホメオパスの川崎です♪

今回は甲状腺機能低下症の一つである橋本病についてお話してみたいと思います。

甲状腺機能亢進症（バセドウ病）についてはこちらをご覧ください

橋本病は甲状腺機能が低下してしまうのですが、機構としてはバセドウ病のように、体内で自己抗体ができてしまい、その抗体が甲状腺を攻撃し、甲状腺炎を引き起こし、それが慢性化して甲状腺でつくられるホルモンが減少してしまうという病気です。

ただ罹患年齢でかんがえると、比較的若い人に亢進症が多く、40~50代の女性に低下症が多いのは、若いころに頑張りすぎて、その頑張りを助けるべく甲状腺が働きまくり（機能亢進）、そしてやがては疲弊して動かなくなってしまった（機能低下）という感じでしょうか。

橋本病の症状としては（甲状腺機能低下症もほとんど当てはまります）

疲れやすい　だるさ

無気力　うつ症状

眠気

寒がり　低体温

偏頭痛

アレルギー、花粉症

嗄声　発声がしにくい

甲状腺腫大　違和感

体重増加（あるいは減少）

浮腫み（粘液水腫）

徐脈

食欲低下

月経過多、月経異常

コレステロール値が上昇（脂質代謝が悪くなる）

便秘

発汗が少なくなる

関節痛、肩こり、神経痛

運動機能低下

筋肉が弱くなる

脱毛（髪、眉毛の外側）

皮膚の乾燥、荒れ、湿疹

物忘れ　無気力

思考力低下

西洋医学的治療としては甲状腺ホルモン補充療法となっています。

ホルモン療法は重要だとは思いますが、何年も飲み続けて依存的にならないようにしたいところです。

ホメオパシーでは甲状腺についてはThyr.やThyr-gl.など甲状腺そのもののレメディーの他Iod、Spong、Nat-m、Calc。Moly等いろいろなレメディーがあります。マヤズム（遺伝マヤズム）は結核マヤズム傾向が強いためTub.も必要で、鉱物、動植物、マヤズムのレメディーをポーテンシーを（希釈振盪度）を段階的につけるZenメソッドはとても良いと思います。また、甲状腺をサポートするチンクチャーもあります。そして各症状に対して対応するレメディーを選択していきます。

ただ甲状腺の症状は慢性で複合的である場合が多く（例えば副腎疲労がある場合、甲状腺ホルモンを投与することで副腎皮質ホルモンが代謝されてしまい、副腎不全に陥ることもある）、その他の臓器や内分泌器官との関係を観ながら改善を目指していく必要がありますので、できれば一度ホメオパスに相談された方がよいと思います。

ホメオパシーは副作用のほとんどない、安心・安全で自己治癒力を喚起する療法ですので、レメディーをどんどん使ってホメオパシーの素晴らしさを体感していただければなあと思います♪